AIの基盤をつなぐ仕事
電気通信技術者の仕事・年収・資格
電気通信技術者は、データセンターと利用者をつなぐ通信のネットワークを設計・工事・運用する仕事です。
AIの基盤で増える電気通信技術者の仕事
国は、データセンターの集積拠点に合わせて、通信の設備を先に整え、オール光ネットワーク(光のまま信号を送る通信網)を全国に整備する方針です。
データセンターの整備の段階と段階ごとに増える仕事は、AIの基盤のこれからに記載しています。
電気通信技術者の仕事
電気通信技術者の仕事は、設計・工事・運用と保守の3つに分かれます。
設計では、技術者が必要な通信の量を計算し、装置の配置と仕様を決めます。工事では、工事会社と契約を締結し、品質・安全・進み具合を管理します。
運用と保守では、技術者が日常の点検と障害や災害のときの復旧を行います。
電気通信技術者の年収と求人倍率
電気通信技術者の平均の年収は、609.8万円です。また、有効求人倍率(仕事を探す人1人に対する求人の数)は3.88倍です。
表の数字は、令和7年度の全国の値です。
| 項目 | 全国の値 |
|---|---|
| 平均の年収 | 609.8万円 |
| 有効求人倍率 | 3.88倍 |
| 平均年齢 | 42.2歳 |
電気通信技術者の仕事に就く方法
電気通信技術者になるときに、学歴や資格は求められません。電気・電子を学んでから入るのが一般的です。
電気通信のネットワークの工事・運用の監督責任者になるには、電気通信主任技術者の資格が必要です。
電気通信技術者は、電気通信主任技術者を取得して、通信の設備の監督責任者に進みます。
電気通信技術者の仕事で取得する資格
- 電気通信主任技術者 ›電気通信主任技術者は、電気通信のネットワークの工事・維持・運用の監督責任者になれる国家資格です。
- 電気通信工事施工管理技士 ›電気通信工事施工管理技士は、通信の設備の工事の施工計画・工程・品質・安全を管理する技術者の国家資格です(建設業法の技術検定)。
最初に取得する資格
電気通信技術者の仕事に就く人が最初に取得するのは、電気通信主任技術者です。試験の内容と講座は、資格のページで確認できます。
電気通信主任技術者の試験と講座 ›あわせて読む
出典
厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)「電気通信技術者」」(有効求人倍率は令和7年度、賃金(年収)は令和7年賃金構造基本統計調査を加工したもの)
電力広域的運営推進機関「全国及び供給区域ごとの需要想定(2026年度)」(別添表1-1 データセンター・半導体工場の新増設に伴う個別計上値)
総務省・経済産業省「ワット・ビット連携官民懇談会取りまとめ1.0」