AIの基盤を作る仕事
電気工事士の仕事・年収・資格
電気工事士は、データセンターの受変電の設備・分電盤・配線を工事し、サーバーまで電気を届ける仕事です。
AIの基盤で増える電気工事士の仕事
データセンターの新増設で増える最大の電力は、2026年度の64万kWから、2035年度には661万kWになる見込みです。
データセンターの整備の段階と段階ごとに増える仕事は、AIの基盤のこれからに記載しています。
電気工事士の仕事
電気工事士は、電力会社から送られた電気を変圧する受変電の設備を据え付け、建物の各階へ電気を送る幹線を敷きます。
電気工事士は、分電盤の据え付け・配線・照明器具の取り付けのほか、通信の回線を納める配管の工事も行います。
電気工事の作業は、2〜4人のグループで、図面を読んで進めます。
電気工事士の年収と求人倍率
電気工事士の平均の年収は、628.1万円です。また、有効求人倍率(仕事を探す人1人に対する求人の数)は3.84倍です。
表の数字は、令和7年度の全国の値です。
| 項目 | 全国の値 |
|---|---|
| 平均の年収 | 628.1万円 |
| 有効求人倍率 | 3.84倍 |
| 平均年齢 | 41.6歳 |
電気工事士の仕事に就く方法
電気工事を行うには、電気工事士の資格が必要です。職業訓練校・専門学校で学んで資格を取得してから入るか、入社してから資格を取得します。
電気工事士の中には、電気主任技術者などの資格を取得して、電気の設備の管理や工事の管理の仕事に移る人もいます。
電気工事士は、第一種電気工事士と電気工事施工管理技士を取得して、電気の工事全体を管理する施工管理に進みます。
電気工事士の仕事で取得する資格
- 第二種電気工事士 ›第二種電気工事士は、一般用電気工作物等(住宅・小さな店舗などの電気の設備)の電気工事の作業を行える国家資格です。
- 第一種電気工事士 ›第一種電気工事士は、一般用電気工作物等に加えて、自家用電気工作物(最大電力500kW未満の需要設備)の電気工事の作業を行える国家資格です。
- 第三種電気主任技術者(電験三種) ›第三種電気主任技術者は、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く)の工事・維持・運用の保安の監督を行える国家資格です。
- 電気工事施工管理技士 ›電気工事施工管理技士は、電気工事の施工計画・工程・品質・安全を管理する技術者の国家資格です(建設業法の技術検定)。
最初に取得する資格
電気工事士の仕事に就く人が最初に取得するのは、第二種電気工事士です。試験の内容と講座は、資格のページで確認できます。
第二種電気工事士の試験と講座 ›あわせて読む
出典
厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)「電気工事士」」(有効求人倍率は令和7年度、賃金(年収)は令和7年賃金構造基本統計調査を加工したもの)
電力広域的運営推進機関「全国及び供給区域ごとの需要想定(2026年度)」(別添表1-1 データセンター・半導体工場の新増設に伴う個別計上値)
総務省・経済産業省「ワット・ビット連携官民懇談会取りまとめ1.0」