AIの基盤を動かす仕事
ビル施設管理の仕事・年収・資格
ビル施設管理は、ビルの電気・空調・給排水の設備を運転し、管理する仕事です。データセンターでは、電源と冷却の設備を担当します。
AIの基盤で増えるビル施設管理の仕事
2029年度以降に新設するデータセンターは、稼働から2年後に、PUE(データセンター全体の電力をIT機器の電力で割った値)を1.3以下にする基準が設けられる予定です。そのため、電気と冷却の設備をむだなく運転する技術が求められます。
データセンターの整備の段階と段階ごとに増える仕事は、AIの基盤のこれからに記載しています。
ビル施設管理の仕事
ビル施設管理の担当者は、電力の設備・空調の設備・給排水の設備を運転し、調整します。
担当者は、電力計・電圧計などを監視し、設備が正しく動いているかを確認します。
また、担当者は、空調機などを定期的に点検し、作業の内容を報告書に記録します。
ビル施設管理の年収と求人倍率
ビル施設管理の平均の年収は、452.3万円です。また、有効求人倍率(仕事を探す人1人に対する求人の数)は1.03倍です。
表の数字は、令和7年度の全国の値です。
| 項目 | 全国の値 |
|---|---|
| 平均の年収 | 452.3万円 |
| 有効求人倍率 | 1.03倍 |
| 平均年齢 | 47.3歳 |
ビル施設管理の仕事に就く方法
ビル施設管理の仕事に入るときに、学歴や資格は求められません。電気・機械を学んでいると、就職に有利です。
ビル施設管理の中途採用では、資格を持っていることが求人の条件になることが多くあります。
ビル施設管理の担当者は、電験三種を取得して、データセンターの電気の設備の保安を担当します。
ビル施設管理の仕事で取得する資格
- 第二種電気工事士 ›第二種電気工事士は、一般用電気工作物等(住宅・小さな店舗などの電気の設備)の電気工事の作業を行える国家資格です。
- 第三種電気主任技術者(電験三種) ›第三種電気主任技術者は、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く)の工事・維持・運用の保安の監督を行える国家資格です。
- 第三種冷凍機械責任者 ›第三種冷凍機械責任者は、冷凍の設備の保安を監督する国家資格です(高圧ガス保安法の製造保安責任者)。
最初に取得する資格
ビル施設管理の仕事に就く人が最初に取得するのは、第二種電気工事士です。試験の内容と講座は、資格のページで確認できます。
第二種電気工事士の試験と講座 ›あわせて読む
出典
厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)「ビル施設管理」」(有効求人倍率は令和7年度、賃金(年収)は令和7年賃金構造基本統計調査を加工したもの)
電力広域的運営推進機関「全国及び供給区域ごとの需要想定(2026年度)」(別添表1-1 データセンター・半導体工場の新増設に伴う個別計上値)
総務省・経済産業省「ワット・ビット連携官民懇談会取りまとめ1.0」